青森県・秋田県・山形県でおすすめ!人気の初詣スポット10選

初詣イメージ(櫛引八幡宮) - アプティネット 各県ごとに人気の初詣スポットを紹介していきたかったのですが、諸々の事情により青森県・秋田県・山形県の3県まとめておすすめ初詣スポットを紹介していきます。

青森県で参拝者が多い人気初詣スポット

青森県No.1の人気初詣スポット!善知鳥神社(青森市)

宗像三女神を祀る青森市発祥の地

By M.Nishimura (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

青森県青森市の中心部にある善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、青森県で最も多い約15万人もの初詣の参拝者が訪れる人気の初詣スポットです。 5世紀頃に奥州陸奥国外ヶ浜総鎮守として宗像三女神を祀ったのが始まりと云われる神社で、青森市の発祥地と云われております。 家内安全、交通安全、漁業守護、商売繁盛、国家鎮護、方位除けの御神徳があるとして篤い信仰を集めるパワースポットです。

善知鳥神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
善知鳥神社 | 青森県青森市

名称
善知鳥神社(うとうじんじゃ)
所在地
青森県青森市安方2-7-18
社格など
旧県社
奥州陸奥国外ヶ浜総鎮守
問い合わせ
善知鳥神社 社務所
017-722-4843
WEBサイト
善知鳥神社~青森市発祥の地~
名称
善知鳥神社(うとうじんじゃ)
所在地
青森県青森市安方2-7-18
社格など
旧県社
奥州陸奥国外ヶ浜総鎮守
問い合わせ
善知鳥神社 社務所
017-722-4843
WEBサイト
善知鳥神社~青森市発祥の地~

津軽の開拓神!岩木山神社(弘前市)

お岩木さまとして崇敬集める初詣スポット

By 小池 隆 (投稿者自身による作品) [CC BY 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/4.0)], via Wikimedia Commons

岩木山神社は、青森県弘前市の西部にある岩木山の麓にあるパワースポットです。 北の守り神として5柱の岩木山大神を祀り、 毎年のお正月には、毎年5万人を超えるの初詣の参拝者が訪れる人気の初詣スポットです。 また境内にある狛犬は、上を向いている狛犬と下を向いている狛犬が対になっていて、それぞれ一緒に撮影すると金運、恋愛運がアップすると云われています。

岩木山神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
岩木山神社 | 青森県弘前市

スポット名
岩木山神社(いわきやまじんじゃ)
所在地
青森県弘前市百沢字寺沢27
社格など
国幣小社
別表神社
津軽国一宮
問い合わせ
岩木山神社社務所
0172-83-2135

南部藩の総鎮守で初詣!櫛引八幡宮(八戸市)

国宝の甲冑を所蔵するパワースポット

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青森県八戸市にある櫛引八幡宮は、南部藩の総鎮守として篤い信仰を集めるパワースポットで、毎年初詣には10万人を超える参拝者が訪れる人気の初詣スポットです。 境内にある国宝館には、国宝に指定されている『国宝赤糸威鎧「菊一文字」』と『国宝白糸威褄取鎧』の2つの甲冑のほか、国の重要文化財に指定されている貴重な工芸品が所蔵されており見学することができます。

櫛引八幡宮の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
櫛引八幡宮 | 青森県八戸市

スポット名
櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)
所在地
青森県八戸市八幡字八幡丁3ー2
主祭神
誉田別尊(ほんだわけのみこと)
社格など
(旧)郷社
問い合わせ
電話:0178-27-3063
公式サイト
櫛引八幡宮|青森県八戸市にある神社

秋田県で参拝者が多い人気初詣スポット

三吉神社総本山!太平山三吉神社

霊験あらたかな三吉で初詣

taiheizan-miyoshi-jinja_shrine By 掬茶 (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

秋田県秋田市にある太平山三吉神社は、北海道・東日本地域を中心に祀られている三吉神社の総本山として、篤い信仰を集めるパワースポットです。 三吉霊神は、力の神・勝負事の神様として知られています。また縁結び・家庭円満、病気平癒の御利益があるとして毎年の初詣には、約10万人の参拝者が訪れる人気初詣スポットです。

太平山三吉神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
太平山三好神社 | 秋田県秋田市

スポット名
太平山三吉神社(たいへいざんみよしじんじゃ)
所在地
  • 里宮:秋田県秋田市広面字赤沼3-2
  • 奥宮:太平山山頂
主祭神
  • 大己貴大神(おおなむちのおおかみ)・・・・・・大国主命・大黒様。国作り・縁結び・家庭円満の神様
  • 少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)・・・・・・病気平癒・医薬の神様
  • 三吉霊神(みよあしおおかみ)・・・・・・力・勝負・勝利成功・事業繁栄の神様
社格など
旧県社、別表神社
問合せ
電話:018-834-3443
メール:taiheizan@miyoshi.or.jp
公式サイト
太平山三吉神社

国学者・平田篤胤を祀る!弥高神社(秋田市

久保田城址の風光明媚な初詣の人気スポット

彌高神社 拝殿

秋田県秋田市の中心部の千秋公園内にある弥高神社(いやたかじんじゃ)は、秋田県出身の国学者・平田篤胤とその門下である経世家(経済学者)の佐藤信淵を祀るパワースポットです。 お正月の初詣には、6万人を超える参拝者が訪れる人気の初詣スポットで、学問の神様だけに合格祈願や学業成就に霊験あらたかとして多くの受験生や学生が訪れる初詣スポットです。ほかにも家内安全、交通安全、厄年祓いなどの祈願が行われます。

彌高神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
彌高神社 | 秋田県秋田市

名称
彌高神社(いやたかじんじゃ)
所在地
秋田県秋田市千秋公園1-16
社格など
旧県社
御祭神
平田篤胤大人命(ひらたあつたねうしのみこと)
佐藤信淵大人命(さとうのぶひろうしのみこと)
問い合わせ
<address>018-832-4496
WEBサイト
彌高神社公式サイト

山形県で参拝者が多い人気初詣スポット

山形県の初詣参拝者数No.1!山形縣護国神社(山形市)

4万余の英霊を祀る「ごこくさん」

By Suz-b (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

山形県山形市の中心から北東に位置する山形縣護国神社は、13万人を超える初詣の参拝者が訪れる人気の初詣スポットです。 明治維新以降に戦没した護国の英霊4万845柱を祀るパワースポットで、家内安全、厄除け、商売繁盛、交通安全、学業成就などの御利益あると云われています。

山形縣護国神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
山形縣護国神社 | 山形県山形市

名 称
山形懸護国神社(やまがたけんごこくじんじゃ)
所在地
山形県山形市薬師町2-8-75
主祭神
護国の英霊 40,845柱
社格等
別表神社
指定護国神社
お問合せ
023-631-5086
WEBサイト
山形懸護国神社 公式ホームページ

2つの霊峰を祀る人気初詣スポット!鳥海月山両所宮(鶴岡市)

山形県随一の大きさを誇るお宮様

By Suz-b (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons 山形県山形市にある鳥海月山両所宮は、そのなが示すとおり、鳥海山と月山の2つの霊峰の神様を祀るパワースポットで、地元では「お宮様」として篤い信仰を集める神社です。 地域安寧、厄除け、家内安全、商売繁盛の神としてお正月には、約10万人の参拝者が初詣に訪れる人気の初詣スポットです。

鳥海月山両所宮の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
鳥海月山両所宮 | 山形県山形市

名称
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)
所在地
山形県山形市宮町3-8-41
主祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
月読命(つくよみ)
社格など
(旧)県社
別表神社
問い合わせ
023-623-0460

人気武将の上杉謙信公を祀る!上杉神社(米沢市)

名君・上杉鷹山を合祀する初詣スポット

日本語版ウィキペディアのBakkaiさん [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons 山形県米沢市にある上杉神社は、越後の虎の異名をもつ人気武将の上杉謙信公と、米沢藩中興の名君として知られている上杉鷹山公を 祀るパワースポットです。 例年、初詣には5万人を超える参拝者がある人気の初詣スポットで、諸願成就、開運招福をはじめ、商売繁盛、学業成就などの御利益あると云われています。

上杉神社の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
上杉神社 | 山形県米沢市

名称
上杉神社(うえすぎじんじゃ)
所在地
山形県米沢市丸の内一丁目4-13
拝観時間
4月~11月:6時~17時
12月~3月:7時~17時
拝観料金
なし
問い合わせ
社務所:0238-22-3189
案内・ガイド
観光協会:0238-21-6226

霊峰三山の神を祀る合祭殿!出羽神社(出羽三山神社)(鶴岡市)

初詣参拝できる山岳信仰のパワースポット

By Crown of Lenten rose (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons 山形県鶴岡市にある羽黒山の頂に鎮座する出羽神社(いではじんじゃ)は、月山神社と湯殿山神社を合祭した三神合祭殿があり、出羽三山神社とも呼ばれているパワースポットです。 月山神社と湯殿山神社は、冬季の参拝ができないため、お正月に唯一参拝できる出羽神社は、例年5万人の参拝者がある人気の初詣スポットとなっています。

出羽神社(出羽三山神社)の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
出羽神社(出羽三山神社) | 山形県鶴岡市

スポット名
出羽神社(いではじんじゃ)
出羽三山神社(ではさんざんじんじゃ)
所在地
山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
主祭神
伊氐波神(いでのはのかみ)
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
社格等
式内社、旧国弊小社、別表神社
問い合わせ
公式サイト:出羽三山神社公式ホームページ
0235-62-2355

松尾芭蕉ゆかりの寺で初詣!立石寺(山形市)

山寺の名で親しまれるパワースポット!

作者 excl-zoo (It took a picture by excl-zoo.) [Public domain], <a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ARisshakuji_entrance_gate_on_winter.jpg">ウィキメディア・コモンズ経由で</a> 山形県山形市にある立石寺は、「山寺」の名で親しまれているお寺で、松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」の名句を詠んだ寺として有名なパワースポットです。 1000段を超える石段を登ると煩悩と悪縁を断ち切り、良縁を結ぶことができると云われています。 大晦日から元旦にかけて、初詣の参拝者に対して地元の観光協会が、名物の「玉こんにゃく」の振る舞いや、先着108名に干支の縁起物の配布を行うそうです。

立石寺(山寺)の詳しい情報は、パワースポット・神社|寺|仏閣のカテゴリーページをご覧ください。
立石寺(山寺) | 山形県山形市

立石寺(山寺)DATA
所在地:山形県山形市山寺4456-1
入山料(山門・奥の院)
 大人 300円/中学生 200円/4才以上 100円
※団体割引あり
問い合わせ:
 参拝等について(寺務所)   TEL 023-695-2843
 供養・祈祷について(奥の院) TEL 023-695-2019
 ガイドにつて(観光協会)   TEL 023-695-2816
                山寺観光協会ホームページ

青森県・秋田県・山形県の人気初詣スポットまとめ

今回は、年末も差し迫っていることから青森県、秋田県、山形県の初詣の人気スポットをまとめて紹介してみました。 今年の年末年始、東北地方の日本海側は、雪が降りやすい天気予報となっているようです。雪道、凍結路などくれぐれも安全運転で、境内でも足下に気をつけて初詣のご参拝なさってくださいね。 みなさん よい新年をお迎えくださいますよう、心より願っております。 来年も当サイトをよろしくお願い申しあげます。

山形県のパワースポット,立石寺・山寺の情報をアップ【更新情報】

yamadera_2006_midahora-01 By Crown of Lenten rose (Own work) [GFDL or CC BY 3.0], via Wikimedia Commons

山形県のパワースポット | 立石寺(山寺)

「ミステリアス東北」で紹介するミステリアススポット第6弾となる山形県山形市にあるパワースポット「立石寺」の情報ページをアップしました。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

松尾芭蕉の俳句で有名な山寺・立石寺

山形県山形市にある立石寺は、「山寺」の通称で親しまれている古刹パワースポット。
また江戸時代に活躍した俳人・松尾芭蕉が、『奥の細道』の旅で、立石寺(山寺)を訪れた時に「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも有名なパワースポットです。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

慈覚大師と縁の寺を巡る四寺回廊

立石寺(山寺)は、平安時代の高僧・慈覚大師(円仁)が開山したと言われており、境内にある崖下の洞穴には、慈覚大師の御遺骸(なきがら)が金棺に埋葬されているのだとか。

立石寺(山寺)は、慈覚大師(円仁)が開山したとされる岩手県平泉の中尊寺と毛越寺、宮城県松島の瑞巌寺とともに、四寺廻廊を構成しています。4つのお寺を巡って、御朱印をコンプリートすると、最後に訪れたお寺の住職から色紙を頂けるとのこと。
何かすごい御利益がありそうですね。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

あの花がオマージュ? 藤子・F・不二雄先生の山寺グラフティ

「あの花」こと人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を見て、その昔に藤子・F・不二雄先生(発表当時は藤子不二雄)が、発表したSF(少し不思議)短編作品の『山寺グラフティ』を思い出したとの声がネット上に上がりました。

あの花グラフィティ by 上山道郎 on pixiv

『山寺グラフティ』は、立石寺に伝わる「むさかり絵馬」などの伝承をモチーフにしたちょっぴり切ない作品です。
詳しくは、立石寺(山寺)の情報ページに関連作品として情報を掲載してます。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

山形懸護国神社 | 山形県山形市

Yamagata Pref. Gokoku-jinja honden

護国英霊4万余祀る山形の護国神社

毎年10万人超!県下一の初詣スポット

山形懸護国神社は、山形県山形市の北東部に鎮座するパワースポットです。

地元では「ごこくさん」の通称で親しまれており、初詣には毎年10数万人もの参拝者が訪れる山形県で最も人気のある初詣スポットです。参拝まで1時間ほど行列が並ぶこともあります。

Yamagata Pref. Gokoku-jinja longshot

風光明媚な景勝地・薬師公園

山形懸護国神社のそばに薬師公園があります。薬師公園は、馬見ヶ崎川の川岸にある風光明媚な景勝地で、春には桜の名所として花見客で賑わうほか、初夏にはツツジ、

毎年5月には、全国から植木職人が一堂に会して行われる「薬師祭植木市」は、日本三大植木市に数えられ、大規模な植木市が開催されます。

明治2年、山形市中心部に建立

山形懸護国神社は、1869年(明治2年)に山形市中心部の八日町に戊辰戦争で亡くなった10人の薩摩藩士を祀る社殿を造営。1875年(明治8年)に山形招魂社に改称されました。
現在の場所には、1934年(昭和9年)に遷座され、1939年(昭和14年)の制度改革により山形懸護国神社と称されることなりました。なお戦後、G.H.Q.占領下時には、千歳宮を称したこともあります。

山形懸護国神社 パワースポット情報

山形県護国神社 基本情報

名 称
山形懸護国神社(やまがたけんごこくじんじゃ)
所在地
山形県山形市薬師町2-8-75
主祭神
護国の英霊 40,845柱
社格等
別表神社
指定護国神社
お問合せ
023-631-5086
WEBサイト
山形懸護国神社 公式ホームページ

山形懸護国神社 アクセス

公共交通機関

山形駅前から山交バスで、県庁や上山方面へのバスに乗り、千歳公園待合所(所要時間約15分)で下車し、徒歩約1分で目的地。

自動車

山形自動車道の山形蔵王I.C.を降りて、橋を渡った最初の交差点を右折して「小石川」方面へ。馬見ヶ崎川沿いに車を走らせ「霞城公園」の案内看板のあるY字路を右折。「薬師公園」の案内標識に従って車を走らせ目的地に到着。(所要時間約10分)
境内に無料駐車場あり。

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出羽神社(出羽三山神社) | 山形県鶴岡市

Hagurosan Gohaiden 2006

東北一の山岳信仰の霊場「出羽三山」

出羽三山の三神を祀る合祭殿

出羽神社(いではじんじゃ)は、山形県鶴岡市の西方にある羽黒山の頂に鎮座する神社で、月山神社と湯殿山神社を合祭した三神合祭殿があり、出羽三山神社(ではさんざんじんじゃ)とも呼ばれています。
なお羽黒山三神合祭殿は、国の重要文化財に指定されています。出羽神社では、伊氐波神と稲倉魂命(羽黒権現)が祭神として祭られています。

東北で唯一、皇族の墓を置く神社

出羽三山神社の社伝によると、崇峻天皇の第三皇子・蜂子皇子によって出羽三山を開いたと伝えられています。
蜂子皇子は、崇峻天皇が蘇我馬子に暗殺された時、聖徳太子によって難を逃れて出羽国に辿り着いたとのこと。この時、八咫烏によって羽黒山頂に導かれ、苦行の末、羽黒権現の示現を見たことにより、羽黒山をはじめ、月山、湯殿山に三山の神を祀ったとされています。

出羽三山・山岳信仰の出発点

出羽三山は、修験道を中心とする山岳信仰の霊場として現在でも多くの修験者や参拝者が訪れているパワースポットで、三山で現世・前世・来世を表しているといいます。出羽三山のうち羽黒山は、現世を表しているとされ、出羽三山を巡礼する順番は、羽黒山、月山、湯殿山の順番に巡礼するそうです。

三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)、月山が前世(阿弥陀如来=阿弥陀浄土=来世)、湯殿山が来世(大日如来=寂光浄土=未来)という三世の浄土を表すとされます。近世の出羽三山詣では、羽黒山から入り、月山で死とよみがえりの修行を行い、湯殿山で再生する巡礼が多く行われ、生まれ変わり(死と再生)の意味をもった「三関三渡(さんかんさんど)」の旅とされました。
引用:出羽三山 | 山形県鶴岡市羽黒町観光協会

また月山と湯殿山は、開山期間が設定あり冬の間は参拝することができません。そのため、羽黒山の出羽神社(出羽三山神社)は、通年で参拝することができるので初詣の人気スポットにもなっています。
Hagurosan Gohaiden kohai 2006

出羽神社(出羽三山神社)の主な見どころ

羽黒山五重塔(国宝)と表参道

出羽神社へは、自動車で有料道路を使用して山頂まで登ることができますが、麓に自動車を止めて約2kmに約500本の杉並期と2400余段ある階段を上る表参道からも参拝することができます。
一の坂の登り口の左手にある「五重塔」は、かつての神仏習合の名残をとどめる建物で、1370年代に建立されたと伝えられる建物で、国宝に指定されています。
また山頂へと続く「杉並木」は、ミシュラン社が刊行した『ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン』で、わざわざ訪れる価値がある観光地として三つ星を獲得したパワースポットでもあります。

レストラン格付けガイドで知られるミシュラン社がフランスで発売した、観光ガイド日本編「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて、鶴岡市では羽黒山の「杉並木」が3つ星に選ばれました。
引用:鶴岡市観光スポット|山形県鶴岡市観光連盟

Hagurosan Gojunto 2006-A

羽黒山鐘楼と大鐘(重文)

境内にある羽黒山鐘楼と大鐘は、1618年(元和4年)に時の藩主・最上義俊公によって建立されたと伝えられており、2000年(平成12年)に国の重要文化財に指定されました。

Hagurosan Syoro 2006

羽黒山大鳥居

鶴岡市中心部から出羽神社へと向かう途中に、県道47号線上にある朱色の鳥居。昭和4年に山形市の吉岡鉄太郎が奉納したもので、高さ20m、幅15mの東北でも最も大きな鳥居と言われています。

出羽神社・出羽三山神社の基本DATA

スポット名
出羽神社(いではじんじゃ)
出羽三山神社(ではさんざんじんじゃ)
所在地
山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
主祭神
伊氐波神(いでのはのかみ)
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
社格等
式内社、旧国弊小社、別表神社
問い合わせ
公式サイト:出羽三山神社公式ホームページ
0235-62-2355

スポット名 アクセス情報

公共交通機関

JR鶴岡駅前の2番乗り場から庄内交通バス「羽黒山行き」に乗る。終点「羽黒山頂」で下車(所要時間約60分)し、徒歩5分ほどで目的地。

自動車

山形自動車道の鶴岡I.C.を下りて県道47号線を道なりに進み、40分ほど。
山頂まで自動車で行くには、羽黒山有料自動車道を利用する。

鳥海月山両所宮 | 山形県山形市

Chokai-Gassan Ryoshonomiya

鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、山形県山形市宮町にあるパワースポットです。

2つの霊峰に由来する神社・鳥海月山両所宮

「お宮様」と呼ばれる厚く信仰を集めるパワースポット

鳥海月山両所宮という神社の名前からも分かるように、山形県が誇る2つの霊峰「鳥海山」と「月山」の両方の神を祀る神社で、地域安寧、厄除け、家内安全、商売繁盛などの御利益があるされるパワースポットです。

山形随一と云われる大きな神社

鳥海月山両所宮は、鳥海山と月山に祈願した源頼義が、安部貞任の討伐を果たした祈願成就のお礼に「国家太平」と「武門吉事」の神として、1063年に分霊を勧請し造営したのが始まりと云われています。

当地の歴代の領主から北の総鎮守として崇敬されてきましたが、中でも戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、出羽国の領主・最上義光により社領を寄進され、真言宗成就院を別当とした。この時、社殿の大修理が行われたものの、その後に焼失。
本殿は、江戸時代中期の亨保年間に再建され、1783年(天明3年)に建立した入り口の山門(現在の随神門)、桃山時代の建物である城輪神社とともに山形市の指定有形文化財となっています。

作占いの特殊神事「ごくだめし」

鳥海月山両所宮では、毎年旧暦の6月末日から7月1日に「ごくだめし(穀様)」と呼ばれる珍しい神事が執り行われます。

これは、旧暦の7月1日に穀物や野菜を地中に埋め、翌年の旧暦6月末日に取り出して、豊作か凶作かを占うもので、一説には江戸時代中期から行われているのだとか。
かつては、山形県のみならず宮城県や秋田県の人たちも、この「ごくだめし」の作占いの結果を心待ちにしていたそうです。

鳥海月山両所宮の「穀様」は、随神門の左側にある梵天柱の下に埋められた、五穀の腐り具合で次の年の作柄を占う行事である。深さ60センチほどの穴の中には、ご飯・栗・ササゲ・胡瓜(きゅうり)・稲穂・茄子(なす)を埋め、翌年に掘り出し腐らないのを吉、腐るのを凶として占うものである。

引用:村山民族学会「民族の写真記録」より

鳥海月山両所宮パワースポット情報

鳥海月山両所宮 基本DATA

名称
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)
所在地
山形県山形市宮町3-8-41
主祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
月読命(つくよみ)
社格など
(旧)県社
別表神社
問い合わせ
023-623-0460

鳥海月山両所宮アクセス

公共交通機関

JR北山形駅の東口から北側に歩いて10分ほど。

自動車

山形自動車道の山形蔵王I.C.を下りて、馬見ヶ崎川沿いの市道を走る。薬師公園(山形県護国神社・山形市球技場)の脇を抜けて、羽越街道との交差点(吉田カメラ二口橋本店前)を左折し、目的地に到着。(所要時間15分ほど)
無料駐車場はありますが、初詣などの行事がある時は、周辺道路も含めて混雑します。

上杉神社 | 山形県米沢市

Uesugi shrine 1

上杉神社は、山形県米沢市にあるパワースポットで戦国武将の上杉謙信公を祀っている神社です。

越後の虎・上杉謙信公を祀る神社

米沢城本丸の奥御殿跡に建立

上杉神社は、米沢城址を整備して造園された松が岬公園内にあるパワースポットです。 戦国武将として名高い上杉謙信公を祀っている神社で、初詣やお宮参り、七五三などの神事が行われる地元の人から厚く信仰を集めています。 毎年、上杉謙信公の命日(旧暦3月13日)にあたる4月29日に例大祭が行われ、松が岬公園内でも、例年見頃を迎える満開の桜の下で「米沢上杉まつり」が開催され、多くの花見客・観光客で賑わいます。

Uesugi shrine 2

江戸時代屈指の名君上杉鷹山を合祀

1578年(天正6年)に没した上杉謙信公の遺骸は、1601年(慶長6年)に米沢藩に転封された上杉景勝公ともに米沢城内に遷され、上杉家代々で、祭祀が執り行われてきました。 しかし、明治時代になり神仏分離令や廃城令により上杉謙信公の遺骸は、城内から他の歴代の城主が埋葬されている上杉家廟所に遷されました。

Uesugi kenshin

これに併せて「なせば成る なさねば成らぬ 何事も」で知られる米沢藩中興の名君・第9代藩主の上杉鷹山公を合祀した山形県社「上杉神社」を建立し、1876年(明治9年)に現在の場所に社殿が遷座しました。 1902年(明治35年)に別格官幣社に指定され、主祭神を上杉謙信公のみとされ、上杉鷹山公は、摂社として新たに設けられた松岬神社に遷されることになりました。 1919年(大正8年)に起きた大火により本殿などが焼失。現在の本殿は、1923年(大正12年)に米沢市出身の建築家で、平安神宮や明治神宮、築地本願寺などを手がけた伊藤忠太によって設計されたものです。

Uesugi-Yozan statue

上杉神社・スポット情報

上杉神社・基本情報

名称
上杉神社(うえすぎじんじゃ)
所在地
山形県米沢市丸の内一丁目4-13
拝観時間
4月~11月:6時~17時
12月~3月:7時~17時
拝観料金
なし
問い合わせ
社務所:0238-22-3189
案内・ガイド
観光協会:0238-21-6226

スポット名 アクセス情報

公共交通機関

JR米沢駅前から山交バス「弥生町行き」「糠野目小学校前行き」「川内西診療所前行き」のいずれかに乗車し門東町バス停で下車。そこから徒歩10分ほどで目的地。

米沢駅から県道232号線を西に向かって10分ほど。付近の案内表示に従ってください。 約300台が駐車できる無料駐車場あり。