山形県のパワースポット,立石寺・山寺の情報をアップ【更新情報】

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山形県のパワースポット | 立石寺(山寺)

「ミステリアス東北」で紹介するミステリアススポット第6弾となる山形県山形市にあるパワースポット「立石寺」の情報ページをアップしました。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

松尾芭蕉の俳句で有名な山寺・立石寺

山形県山形市にある立石寺は、「山寺」の通称で親しまれている古刹パワースポット。
また江戸時代に活躍した俳人・松尾芭蕉が、『奥の細道』の旅で、立石寺(山寺)を訪れた時に「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも有名なパワースポットです。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

慈覚大師と縁の寺を巡る四寺回廊

立石寺(山寺)は、平安時代の高僧・慈覚大師(円仁)が開山したと言われており、境内にある崖下の洞穴には、慈覚大師の御遺骸(なきがら)が金棺に埋葬されているのだとか。

立石寺(山寺)は、慈覚大師(円仁)が開山したとされる岩手県平泉の中尊寺と毛越寺、宮城県松島の瑞巌寺とともに、四寺廻廊を構成しています。4つのお寺を巡って、御朱印をコンプリートすると、最後に訪れたお寺の住職から色紙を頂けるとのこと。
何かすごい御利益がありそうですね。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

あの花がオマージュ? 藤子・F・不二雄先生の山寺グラフティ

「あの花」こと人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を見て、その昔に藤子・F・不二雄先生(発表当時は藤子不二雄)が、発表したSF(少し不思議)短編作品の『山寺グラフティ』を思い出したとの声がネット上に上がりました。

あの花グラフィティ by 上山道郎 on pixiv

『山寺グラフティ』は、立石寺に伝わる「むさかり絵馬」などの伝承をモチーフにしたちょっぴり切ない作品です。
詳しくは、立石寺(山寺)の情報ページに関連作品として情報を掲載してます。

立石寺(山寺) | 山形県山形市のパワースポット

立石寺(山寺) | 山形県山形市

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立石寺(山寺) | 松尾芭蕉の名句で有名なパワースポット

立石寺は、山形県山形市にあるお寺で「山寺」の通称で親しまれていますが、正しくは「宝珠山 立石寺」といいます。

創建は西暦860年(貞観2年)と1100余年の歴史をもち、江戸時代の俳人松尾芭蕉が、おくの細道の旅の際に訪れ、「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」の名句を詠んだ寺として有名です。

立石寺(山寺) パワースポットの見どころ

根本中堂

山寺登山口を登ると最初にある入母屋造・五間四面のお堂が、立石寺(山寺)の本堂にあたる根本中堂です。ご本尊は、慈覚大師が製作したといわれる木造薬師如来坐像です。

根本中堂では、慈覚大師により比叡山から分けられたという法灯を、これまで一度も絶やすことなく灯し続けている「不滅の法灯」をお護りしているそうです。
織田信長が、比叡山を焼き討ちにした際には、延暦寺を再建する際に立石寺から法灯を分けたと伝えられています。

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せみ塚

立石寺(山寺)の山門を抜け、仁王門の手前にある「せみ塚」。
松尾芭蕉が、ここを訪れたのは1689年(元禄2年)。
その後、弟子たちがこの地を訪れた際に、この場所から俳句の着想を得たのではないかと、松尾芭蕉が遺した句の短冊を土台石に埋め、せみ塚を立てたそうです。

開山堂

仁王門をくぐり左手に見える百丈岩の上に立つお堂が、慈覚大師のお堂「開山堂」です。
開山堂の崖の下にある自然窟には、慈覚大師の御遺骸が金棺に入れられ埋葬されているそうです。
普段、開山堂の扉は閉じられていますが、慈覚大師の命日である1月14日に行われる法要で、年に一度、御開帳されるそうです。

開山堂の左手に見える赤い小さなお堂「納経堂」は、立石寺(山寺)内で最も古い建物で、奥の院で4年掛けて写経された法華経が納められているそうです。

また開山堂のさらに上にある「五大堂」は、舞台造りとなっていて、立石寺(山寺)を一望をする絶景を堪能することができます。

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奥の院(如法堂)

立石寺(山寺)の最奥部、参道の終点に位置する奥の院は、正しくは「如法堂」といいます。

釈迦如来と多宝如来の両尊を御本尊とし、慈覚大師が始められたという石墨草筆の如法写経行が護られています。

また立石寺(山寺)の奥の院(如法堂)には、「むさかり絵馬」と呼ばれる、子ども(学童)の手を引く両親の姿や、結婚式の場面を描いた絵馬が、納められています。

これらの絵馬は「むかさり絵馬」と呼ばれ、不幸にして結婚前に亡くなった若者の霊を弔い、また小学校にも入学せず夭折した我が子のために、せめてあの世で好きな人と添わせてあげたい、子供が楽しみにしていた入学式に連れて行ってやりたいとの親の願いから納められた絵馬です。
(引用:むさかり絵馬 宝珠山立石寺公式サイトより

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この他にも33万坪(約100町歩)もある立石寺(山寺)の境内には、大小30余りの堂塔が残存し、1000段を超える石段を登ると煩悩と悪縁を絶ちきると言われています。

立石寺(山寺) パワースポットDATA

立石寺(山寺)DATA
所在地:山形県山形市山寺4456-1
入山料(山門・奥の院)
 大人 300円/中学生 200円/4才以上 100円
※団体割引あり
問い合わせ:
 参拝等について(寺務所)   TEL 023-695-2843
 供養・祈祷について(奥の院) TEL 023-695-2019
 ガイドにつて(観光協会)   TEL 023-695-2816
                山寺観光協会ホームページ

アクセス
【公共交通機関】
JR仙山線「山寺駅」下車、徒歩5分ほど

【自動車】
山形自動車道の山形北I.C.で下りて、国道13号線を天童方面へ。「山寺」の案内標識に従い県道275号線と県道19号線を経由して目的地。山形道から所要時間は約20分。
駐車場は、根本中堂付近と、山寺駅周辺、立谷川の河川敷に民間駐車場があり、1日500円となっています。

Yamadera 2006 Superb view

慈覚大師と縁ある寺院を巡る「四寺回廊」

立石寺(山寺)は、慈覚大師(円仁)が開山したとされています。
また東北地方には、立石寺(山寺)の他に、岩手県の中尊寺と毛越寺、宮城県の瑞巌寺も慈覚大師が開山しており、これら4寺を巡礼し御朱印を頂く「四寺回廊」を構成しています。4つの寺の御朱印帳を頂くと、最後のお寺でご住職の色紙が頂けるそうです。

四寺回廊公式サイト

立石寺(山寺)周辺の観光情報

おすすめグルメ

立石寺(山寺)で、名物グルメといえば「玉こんにゃく(玉こん)」。丸いこんにゃくをだし醤油で煮込んだ山形を代表するソウルフードで、慈覚大師が山形にこんにゃくを伝えたとの逸話もあるそうです。

玉こんにゃく|郷土料理|山形市のお宝紹介サイト

【かみのやま温泉】≪平日限定プラン≫日帰り温泉をたっぷり楽しめるプランは、貸切風呂と個室休憩が最大4時間付き!山形牛すきやきメインの和食会席膳はお部屋でお楽しみください♪

おすすめ宿泊(ホテル・旅館)スポット

立石寺(山寺)の周辺には、車で20分ほどで行ける天童温泉があります。
その他にも、やかみのやま温泉、蔵王温泉など、いずれも車で1時間の場所に人気の温泉があります。

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立石寺(山寺)に関連する作品、聖地巡礼情報など

「山寺グラフィティ」

1979年に藤子・F・不二夫(発表時は藤子不二夫名義)が、『週刊少年サンデー』で発表した短編漫画で、これまでに何度も短編集に収録されています。
立石寺(山寺)を舞台にしたエピソードから始まる、先述した「むさかり絵馬」を題材としている、ちょっと切ない胸がキュンとする伝奇SF作品です。
1994年には、関西テレビ系列で放送された『学校の会談』「逢いたい」としてドラマ化されました。

あらすじ
主人公の加藤広康には、幼なじみに木地かおるという女の子がいた。お互い意識していたわけではなかったが、ずっと仲良しでいつもそばにいた。しかし、彼女は広康が高校時代の時に亡くなってしまう。現在は東京でイラストレーターの活動を続ける広康は、ある日かおるにそっくりの女性に出会う…。
(引用:山寺グラフィティ -Wikipehiaより

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (5) (SF短編PERFECT版 5)

善知鳥神社 | 青森県青森市

By M.Nishimura (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

青森市が発祥した地・善知鳥神社

海の女神・宗像三女神を祀る

善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、青森県青森市にあるパワースポットです。
1955年(昭和30年)に再建した明神造りの本殿には、航海安全の海の女神として知られる宗像三女神が祀られています。

善知鳥神社の主祭神「宗像三女神」
  • 多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)
  • 市寸嶋比売命(いつきしまひめのみこと
  • 多岐都比売命(たぎつひめのみこと)

境内にある建物・史跡

善知鳥神社の本殿の裏手に弁財天宮があるほか、本殿に向かって右手に稲荷神社や竜神宮、左手2基の御神輿を保存する御宝殿などが建立されています。

善知鳥神社の境内には、江戸時代後期の歌人・菅江真澄の句碑をはじめ、西南戦争の戦没者の功績を伝える死節碑、松尾芭蕉が、この地を訪れ外ヶ浜から北海道を眺めることが叶わなかった無念の思いを呼んだ句碑などの史跡が散在しています。

青森県観光情報サイト「アプティネット」
青森県観光情報サイト「アプティネット」

青森市発祥の地・善知鳥神社

允恭天皇の時代(5世紀頃)に、善知鳥村と呼ばれていたこの地に勅勘され蟄居していた善知鳥中納言安方が、小さな祠を建て宗像三女神を祀って治めたと伝えられています。その為、青森市の発祥の地と云われています。

善知鳥神社 パワースポット情報

善知鳥神社 基本情報

名称
善知鳥神社(うとうじんじゃ)
所在地
青森県青森市安方2-7-18
社格など
旧県社
奥州陸奥国外ヶ浜総鎮守
問い合わせ
善知鳥神社 社務所
017-722-4843
WEBサイト
善知鳥神社~青森市発祥の地~

善知鳥神社アクセス

公共交通機関

青森駅から東へ500m、青森市の中心部に位置しています。
東北新幹線のJR新青森駅で奥羽本線に乗り換えて青森駅に行くのがスムーズです。
青森駅前からJRバス東北の「モヤヒルズ行」に乗り、県庁通りで降車し徒歩1分ほどで目的地。歩いても15分ほどで到着します。

自動車・駐車場など

境内に駐車場を完備(約100台)。

善知鳥神社の周辺情報

おすすめグルメ・ランチスポット

青森県庁や青森市役所などが建ち並ぶ青森市の中心部にあり、観光物産館アスパムも徒歩圏内にあります。
ホタテやマグロ、イカなどの新鮮な魚介類を楽しめるランチスポットをはじめ、青森名物の味噌カレー牛乳ラーメン、朝7時から開店している「朝ラー麺」発祥の店など、個性的なグルメ、ランチスポットも多いです。

ランチで食べたい青森駅の美味しい料理20選 -Retty

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善知鳥神社周辺・宿泊スポット

青森市周辺の宿泊スポットとしては、昔から「東北の熱海」や「青森の奥座敷」として人気の高い浅虫温泉がおすすめです。
青森駅から青い森鉄道で約30分。車でも30分ほどです。