立石寺(山寺) | 山形県山形市

yamadera_2006_midahora-01 By Crown of Lenten rose (Own work) [GFDL or CC BY 3.0], via Wikimedia Commons

立石寺(山寺) | 松尾芭蕉の名句で有名なパワースポット

立石寺は、山形県山形市にあるお寺で「山寺」の通称で親しまれていますが、正しくは「宝珠山 立石寺」といいます。

創建は西暦860年(貞観2年)と1100余年の歴史をもち、江戸時代の俳人松尾芭蕉が、おくの細道の旅の際に訪れ、「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」の名句を詠んだ寺として有名です。

立石寺(山寺) パワースポットの見どころ

根本中堂

山寺登山口を登ると最初にある入母屋造・五間四面のお堂が、立石寺(山寺)の本堂にあたる根本中堂です。ご本尊は、慈覚大師が製作したといわれる木造薬師如来坐像です。

根本中堂では、慈覚大師により比叡山から分けられたという法灯を、これまで一度も絶やすことなく灯し続けている「不滅の法灯」をお護りしているそうです。
織田信長が、比叡山を焼き討ちにした際には、延暦寺を再建する際に立石寺から法灯を分けたと伝えられています。

Risshaku-ji Main Hall 20130803

せみ塚

立石寺(山寺)の山門を抜け、仁王門の手前にある「せみ塚」。
松尾芭蕉が、ここを訪れたのは1689年(元禄2年)。
その後、弟子たちがこの地を訪れた際に、この場所から俳句の着想を得たのではないかと、松尾芭蕉が遺した句の短冊を土台石に埋め、せみ塚を立てたそうです。

開山堂

仁王門をくぐり左手に見える百丈岩の上に立つお堂が、慈覚大師のお堂「開山堂」です。
開山堂の崖の下にある自然窟には、慈覚大師の御遺骸が金棺に入れられ埋葬されているそうです。
普段、開山堂の扉は閉じられていますが、慈覚大師の命日である1月14日に行われる法要で、年に一度、御開帳されるそうです。

開山堂の左手に見える赤い小さなお堂「納経堂」は、立石寺(山寺)内で最も古い建物で、奥の院で4年掛けて写経された法華経が納められているそうです。

また開山堂のさらに上にある「五大堂」は、舞台造りとなっていて、立石寺(山寺)を一望をする絶景を堪能することができます。

Yamadera 2007 6 retouched

奥の院(如法堂)

立石寺(山寺)の最奥部、参道の終点に位置する奥の院は、正しくは「如法堂」といいます。

釈迦如来と多宝如来の両尊を御本尊とし、慈覚大師が始められたという石墨草筆の如法写経行が護られています。

また立石寺(山寺)の奥の院(如法堂)には、「むさかり絵馬」と呼ばれる、子ども(学童)の手を引く両親の姿や、結婚式の場面を描いた絵馬が、納められています。

これらの絵馬は「むかさり絵馬」と呼ばれ、不幸にして結婚前に亡くなった若者の霊を弔い、また小学校にも入学せず夭折した我が子のために、せめてあの世で好きな人と添わせてあげたい、子供が楽しみにしていた入学式に連れて行ってやりたいとの親の願いから納められた絵馬です。
(引用:むさかり絵馬 宝珠山立石寺公式サイトより

Risshaku-ji Okunoin 20130803

この他にも33万坪(約100町歩)もある立石寺(山寺)の境内には、大小30余りの堂塔が残存し、1000段を超える石段を登ると煩悩と悪縁を絶ちきると言われています。

立石寺(山寺) パワースポットDATA

立石寺(山寺)DATA
所在地:山形県山形市山寺4456-1
入山料(山門・奥の院)
 大人 300円/中学生 200円/4才以上 100円
※団体割引あり
問い合わせ:
 参拝等について(寺務所)   TEL 023-695-2843
 供養・祈祷について(奥の院) TEL 023-695-2019
 ガイドにつて(観光協会)   TEL 023-695-2816
                山寺観光協会ホームページ

アクセス
【公共交通機関】
JR仙山線「山寺駅」下車、徒歩5分ほど

【自動車】
山形自動車道の山形北I.C.で下りて、国道13号線を天童方面へ。「山寺」の案内標識に従い県道275号線と県道19号線を経由して目的地。山形道から所要時間は約20分。
駐車場は、根本中堂付近と、山寺駅周辺、立谷川の河川敷に民間駐車場があり、1日500円となっています。

Yamadera 2006 Superb view

慈覚大師と縁ある寺院を巡る「四寺回廊」

立石寺(山寺)は、慈覚大師(円仁)が開山したとされています。
また東北地方には、立石寺(山寺)の他に、岩手県の中尊寺と毛越寺、宮城県の瑞巌寺も慈覚大師が開山しており、これら4寺を巡礼し御朱印を頂く「四寺回廊」を構成しています。4つの寺の御朱印帳を頂くと、最後のお寺でご住職の色紙が頂けるそうです。

四寺回廊公式サイト

立石寺(山寺)周辺の観光情報

おすすめグルメ

立石寺(山寺)で、名物グルメといえば「玉こんにゃく(玉こん)」。丸いこんにゃくをだし醤油で煮込んだ山形を代表するソウルフードで、慈覚大師が山形にこんにゃくを伝えたとの逸話もあるそうです。

玉こんにゃく|郷土料理|山形市のお宝紹介サイト

【かみのやま温泉】≪平日限定プラン≫日帰り温泉をたっぷり楽しめるプランは、貸切風呂と個室休憩が最大4時間付き!山形牛すきやきメインの和食会席膳はお部屋でお楽しみください♪

おすすめ宿泊(ホテル・旅館)スポット

立石寺(山寺)の周辺には、車で20分ほどで行ける天童温泉があります。
その他にも、やかみのやま温泉、蔵王温泉など、いずれも車で1時間の場所に人気の温泉があります。

【楽天トラベル】村山・天童 ホテル・旅館

【楽天トラベル】山形市内・蔵王・かみのやま温泉 ホテル・旅館

立石寺(山寺)に関連する作品、聖地巡礼情報など

「山寺グラフィティ」

1979年に藤子・F・不二夫(発表時は藤子不二夫名義)が、『週刊少年サンデー』で発表した短編漫画で、これまでに何度も短編集に収録されています。
立石寺(山寺)を舞台にしたエピソードから始まる、先述した「むさかり絵馬」を題材としている、ちょっと切ない胸がキュンとする伝奇SF作品です。
1994年には、関西テレビ系列で放送された『学校の会談』「逢いたい」としてドラマ化されました。

あらすじ
主人公の加藤広康には、幼なじみに木地かおるという女の子がいた。お互い意識していたわけではなかったが、ずっと仲良しでいつもそばにいた。しかし、彼女は広康が高校時代の時に亡くなってしまう。現在は東京でイラストレーターの活動を続ける広康は、ある日かおるにそっくりの女性に出会う…。
(引用:山寺グラフィティ -Wikipehiaより

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (5) (SF短編PERFECT版 5)

山形懸護国神社 | 山形県山形市

Yamagata Pref. Gokoku-jinja honden

護国英霊4万余祀る山形の護国神社

毎年10万人超!県下一の初詣スポット

山形懸護国神社は、山形県山形市の北東部に鎮座するパワースポットです。

地元では「ごこくさん」の通称で親しまれており、初詣には毎年10数万人もの参拝者が訪れる山形県で最も人気のある初詣スポットです。参拝まで1時間ほど行列が並ぶこともあります。

Yamagata Pref. Gokoku-jinja longshot

風光明媚な景勝地・薬師公園

山形懸護国神社のそばに薬師公園があります。薬師公園は、馬見ヶ崎川の川岸にある風光明媚な景勝地で、春には桜の名所として花見客で賑わうほか、初夏にはツツジ、

毎年5月には、全国から植木職人が一堂に会して行われる「薬師祭植木市」は、日本三大植木市に数えられ、大規模な植木市が開催されます。

明治2年、山形市中心部に建立

山形懸護国神社は、1869年(明治2年)に山形市中心部の八日町に戊辰戦争で亡くなった10人の薩摩藩士を祀る社殿を造営。1875年(明治8年)に山形招魂社に改称されました。
現在の場所には、1934年(昭和9年)に遷座され、1939年(昭和14年)の制度改革により山形懸護国神社と称されることなりました。なお戦後、G.H.Q.占領下時には、千歳宮を称したこともあります。

山形懸護国神社 パワースポット情報

山形県護国神社 基本情報

名 称
山形懸護国神社(やまがたけんごこくじんじゃ)
所在地
山形県山形市薬師町2-8-75
主祭神
護国の英霊 40,845柱
社格等
別表神社
指定護国神社
お問合せ
023-631-5086
WEBサイト
山形懸護国神社 公式ホームページ

山形懸護国神社 アクセス

公共交通機関

山形駅前から山交バスで、県庁や上山方面へのバスに乗り、千歳公園待合所(所要時間約15分)で下車し、徒歩約1分で目的地。

自動車

山形自動車道の山形蔵王I.C.を降りて、橋を渡った最初の交差点を右折して「小石川」方面へ。馬見ヶ崎川沿いに車を走らせ「霞城公園」の案内看板のあるY字路を右折。「薬師公園」の案内標識に従って車を走らせ目的地に到着。(所要時間約10分)
境内に無料駐車場あり。

山形懸護国神社(山形市)周辺のホテル・旅館 【楽天トラベル】

出羽神社(出羽三山神社) | 山形県鶴岡市

Hagurosan Gohaiden 2006

東北一の山岳信仰の霊場「出羽三山」

出羽三山の三神を祀る合祭殿

出羽神社(いではじんじゃ)は、山形県鶴岡市の西方にある羽黒山の頂に鎮座する神社で、月山神社と湯殿山神社を合祭した三神合祭殿があり、出羽三山神社(ではさんざんじんじゃ)とも呼ばれています。
なお羽黒山三神合祭殿は、国の重要文化財に指定されています。出羽神社では、伊氐波神と稲倉魂命(羽黒権現)が祭神として祭られています。

東北で唯一、皇族の墓を置く神社

出羽三山神社の社伝によると、崇峻天皇の第三皇子・蜂子皇子によって出羽三山を開いたと伝えられています。
蜂子皇子は、崇峻天皇が蘇我馬子に暗殺された時、聖徳太子によって難を逃れて出羽国に辿り着いたとのこと。この時、八咫烏によって羽黒山頂に導かれ、苦行の末、羽黒権現の示現を見たことにより、羽黒山をはじめ、月山、湯殿山に三山の神を祀ったとされています。

出羽三山・山岳信仰の出発点

出羽三山は、修験道を中心とする山岳信仰の霊場として現在でも多くの修験者や参拝者が訪れているパワースポットで、三山で現世・前世・来世を表しているといいます。出羽三山のうち羽黒山は、現世を表しているとされ、出羽三山を巡礼する順番は、羽黒山、月山、湯殿山の順番に巡礼するそうです。

三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)、月山が前世(阿弥陀如来=阿弥陀浄土=来世)、湯殿山が来世(大日如来=寂光浄土=未来)という三世の浄土を表すとされます。近世の出羽三山詣では、羽黒山から入り、月山で死とよみがえりの修行を行い、湯殿山で再生する巡礼が多く行われ、生まれ変わり(死と再生)の意味をもった「三関三渡(さんかんさんど)」の旅とされました。
引用:出羽三山 | 山形県鶴岡市羽黒町観光協会

また月山と湯殿山は、開山期間が設定あり冬の間は参拝することができません。そのため、羽黒山の出羽神社(出羽三山神社)は、通年で参拝することができるので初詣の人気スポットにもなっています。
Hagurosan Gohaiden kohai 2006

出羽神社(出羽三山神社)の主な見どころ

羽黒山五重塔(国宝)と表参道

出羽神社へは、自動車で有料道路を使用して山頂まで登ることができますが、麓に自動車を止めて約2kmに約500本の杉並期と2400余段ある階段を上る表参道からも参拝することができます。
一の坂の登り口の左手にある「五重塔」は、かつての神仏習合の名残をとどめる建物で、1370年代に建立されたと伝えられる建物で、国宝に指定されています。
また山頂へと続く「杉並木」は、ミシュラン社が刊行した『ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン』で、わざわざ訪れる価値がある観光地として三つ星を獲得したパワースポットでもあります。

レストラン格付けガイドで知られるミシュラン社がフランスで発売した、観光ガイド日本編「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて、鶴岡市では羽黒山の「杉並木」が3つ星に選ばれました。
引用:鶴岡市観光スポット|山形県鶴岡市観光連盟

Hagurosan Gojunto 2006-A

羽黒山鐘楼と大鐘(重文)

境内にある羽黒山鐘楼と大鐘は、1618年(元和4年)に時の藩主・最上義俊公によって建立されたと伝えられており、2000年(平成12年)に国の重要文化財に指定されました。

Hagurosan Syoro 2006

羽黒山大鳥居

鶴岡市中心部から出羽神社へと向かう途中に、県道47号線上にある朱色の鳥居。昭和4年に山形市の吉岡鉄太郎が奉納したもので、高さ20m、幅15mの東北でも最も大きな鳥居と言われています。

出羽神社・出羽三山神社の基本DATA

スポット名
出羽神社(いではじんじゃ)
出羽三山神社(ではさんざんじんじゃ)
所在地
山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
主祭神
伊氐波神(いでのはのかみ)
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
社格等
式内社、旧国弊小社、別表神社
問い合わせ
公式サイト:出羽三山神社公式ホームページ
0235-62-2355

スポット名 アクセス情報

公共交通機関

JR鶴岡駅前の2番乗り場から庄内交通バス「羽黒山行き」に乗る。終点「羽黒山頂」で下車(所要時間約60分)し、徒歩5分ほどで目的地。

自動車

山形自動車道の鶴岡I.C.を下りて県道47号線を道なりに進み、40分ほど。
山頂まで自動車で行くには、羽黒山有料自動車道を利用する。

鳥海月山両所宮 | 山形県山形市

Chokai-Gassan Ryoshonomiya

鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、山形県山形市宮町にあるパワースポットです。

2つの霊峰に由来する神社・鳥海月山両所宮

「お宮様」と呼ばれる厚く信仰を集めるパワースポット

鳥海月山両所宮という神社の名前からも分かるように、山形県が誇る2つの霊峰「鳥海山」と「月山」の両方の神を祀る神社で、地域安寧、厄除け、家内安全、商売繁盛などの御利益があるされるパワースポットです。

山形随一と云われる大きな神社

鳥海月山両所宮は、鳥海山と月山に祈願した源頼義が、安部貞任の討伐を果たした祈願成就のお礼に「国家太平」と「武門吉事」の神として、1063年に分霊を勧請し造営したのが始まりと云われています。

当地の歴代の領主から北の総鎮守として崇敬されてきましたが、中でも戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、出羽国の領主・最上義光により社領を寄進され、真言宗成就院を別当とした。この時、社殿の大修理が行われたものの、その後に焼失。
本殿は、江戸時代中期の亨保年間に再建され、1783年(天明3年)に建立した入り口の山門(現在の随神門)、桃山時代の建物である城輪神社とともに山形市の指定有形文化財となっています。

作占いの特殊神事「ごくだめし」

鳥海月山両所宮では、毎年旧暦の6月末日から7月1日に「ごくだめし(穀様)」と呼ばれる珍しい神事が執り行われます。

これは、旧暦の7月1日に穀物や野菜を地中に埋め、翌年の旧暦6月末日に取り出して、豊作か凶作かを占うもので、一説には江戸時代中期から行われているのだとか。
かつては、山形県のみならず宮城県や秋田県の人たちも、この「ごくだめし」の作占いの結果を心待ちにしていたそうです。

鳥海月山両所宮の「穀様」は、随神門の左側にある梵天柱の下に埋められた、五穀の腐り具合で次の年の作柄を占う行事である。深さ60センチほどの穴の中には、ご飯・栗・ササゲ・胡瓜(きゅうり)・稲穂・茄子(なす)を埋め、翌年に掘り出し腐らないのを吉、腐るのを凶として占うものである。

引用:村山民族学会「民族の写真記録」より

鳥海月山両所宮パワースポット情報

鳥海月山両所宮 基本DATA

名称
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)
所在地
山形県山形市宮町3-8-41
主祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
月読命(つくよみ)
社格など
(旧)県社
別表神社
問い合わせ
023-623-0460

鳥海月山両所宮アクセス

公共交通機関

JR北山形駅の東口から北側に歩いて10分ほど。

自動車

山形自動車道の山形蔵王I.C.を下りて、馬見ヶ崎川沿いの市道を走る。薬師公園(山形県護国神社・山形市球技場)の脇を抜けて、羽越街道との交差点(吉田カメラ二口橋本店前)を左折し、目的地に到着。(所要時間15分ほど)
無料駐車場はありますが、初詣などの行事がある時は、周辺道路も含めて混雑します。

上杉神社 | 山形県米沢市

Uesugi shrine 1

上杉神社は、山形県米沢市にあるパワースポットで戦国武将の上杉謙信公を祀っている神社です。

越後の虎・上杉謙信公を祀る神社

米沢城本丸の奥御殿跡に建立

上杉神社は、米沢城址を整備して造園された松が岬公園内にあるパワースポットです。 戦国武将として名高い上杉謙信公を祀っている神社で、初詣やお宮参り、七五三などの神事が行われる地元の人から厚く信仰を集めています。 毎年、上杉謙信公の命日(旧暦3月13日)にあたる4月29日に例大祭が行われ、松が岬公園内でも、例年見頃を迎える満開の桜の下で「米沢上杉まつり」が開催され、多くの花見客・観光客で賑わいます。

Uesugi shrine 2

江戸時代屈指の名君上杉鷹山を合祀

1578年(天正6年)に没した上杉謙信公の遺骸は、1601年(慶長6年)に米沢藩に転封された上杉景勝公ともに米沢城内に遷され、上杉家代々で、祭祀が執り行われてきました。 しかし、明治時代になり神仏分離令や廃城令により上杉謙信公の遺骸は、城内から他の歴代の城主が埋葬されている上杉家廟所に遷されました。

Uesugi kenshin

これに併せて「なせば成る なさねば成らぬ 何事も」で知られる米沢藩中興の名君・第9代藩主の上杉鷹山公を合祀した山形県社「上杉神社」を建立し、1876年(明治9年)に現在の場所に社殿が遷座しました。 1902年(明治35年)に別格官幣社に指定され、主祭神を上杉謙信公のみとされ、上杉鷹山公は、摂社として新たに設けられた松岬神社に遷されることになりました。 1919年(大正8年)に起きた大火により本殿などが焼失。現在の本殿は、1923年(大正12年)に米沢市出身の建築家で、平安神宮や明治神宮、築地本願寺などを手がけた伊藤忠太によって設計されたものです。

Uesugi-Yozan statue

上杉神社・スポット情報

上杉神社・基本情報

名称
上杉神社(うえすぎじんじゃ)
所在地
山形県米沢市丸の内一丁目4-13
拝観時間
4月~11月:6時~17時
12月~3月:7時~17時
拝観料金
なし
問い合わせ
社務所:0238-22-3189
案内・ガイド
観光協会:0238-21-6226

スポット名 アクセス情報

公共交通機関

JR米沢駅前から山交バス「弥生町行き」「糠野目小学校前行き」「川内西診療所前行き」のいずれかに乗車し門東町バス停で下車。そこから徒歩10分ほどで目的地。

米沢駅から県道232号線を西に向かって10分ほど。付近の案内表示に従ってください。 約300台が駐車できる無料駐車場あり。