津軽の開拓神として親しまれる岩木山神社
5柱の主祭神「岩木山大神」
岩木山神社は、青森県弘前市の西方にある岩木山の麓にあるパワースポットです。
岩木山神社は、津軽地方の発展を見守ってきた開拓の神、五穀豊穣の守護神として「お岩木さま」「お山」と呼ばれ地元に親しまれています。また日本の北門鎮護(北の守り神)として、また開運招福の神として厚く崇拝されています。
岩木山神社にまつられている主祭神は、「顕国魂神」、「多都比姫神」、「宇賀能売神」「大山祇神」「坂上刈田麿命」の5柱で、まとめて岩木山大神と呼ばれています。
珍しい狛犬で恋愛or金運アップ!
岩木山神社の境内にある狛犬は、上を向いている狛犬と下を向いている狛犬が対になっています。
下を向いている狛犬と一緒に撮ると恋愛運が、上を向いている狛犬と一緒に撮ると金運がアップするとも言われています。境内を探してみましょう!
岩木山神社の狛犬。逆立ちしてるのとよじ登りしてるとがいました。逆立ちが恋愛運アップで、よじ登りが金運アップの御利益があるとか。 pic.twitter.com/9pk4gaTdXI
— kazukazu (@KazuCanDoIt) 2016年9月21日
「奥の日光」の異名がある岩木山神社
岩木山神社の創建は、西暦780年(宝亀11年)に岩木山の頂きに社殿を造営したのが起源とされています。(他にも諸説あり)
西暦800年(延暦19年)には、東北平定を成した坂上田村麻呂が、岩木大神の加護に感謝し、山頂の社を奥宮として再建。麓の十腰内地区に下居宮(麓宮)を建立したといわれております。この社は現在の厳鬼山神社になります。
1091年(寛治5年)には、現在の百沢地区に遷座し、現在に至るまで津軽地方の守護神として人々から厚く信仰されるパワースポットとなっております。
岩木山神社の社殿は、これまでに岩木山の噴火などにより何度か社殿が焼失しており、現在の社殿は、江戸時代の1694年(元禄7年)に津軽藩によって造営されたもの。
三間社流造銅瓦葺で全面黒漆塗の重厚な趣のある本殿のほか、拝殿・奥門・瑞垣・中門・楼門は、国指定の重要文化財に指定されています。重厚で秀麗な建造物が建ち並んでいることから「奥の日光」とも言われています。
岩木山神社パワースポット情報
岩木山神社基本情報
岩木山神社アクセス
公共交通機関
JR弘前駅から弘南バス「枯木平」行き乗車。岩木山神社前で下車で目的地。(所要時間約40分)
自動車
弘前市(市役所前)からは、県道3号を岩木山・鰺ヶ沢方面へ向かい約30分で目的地。
東京・仙台・盛岡からは、東北自動車道「大鰐弘前I.C.」を下りて、国道7号線を弘前方面に。
「白神山地・岩木山」の案内標識が見えたら岩館の交差点を左折。県道13号線、県道127号線(アップルロード)、県道28号線、県道3号線と経由して目的地。(所要時間約40分)
岩木山神社・聖地巡礼情報
岩木山神社が登場する作品
ふらいんぐうぃっち
「ふらいんぐうぃっち」は、『別冊少年マガジン』(講談社)に隔月で連載中の石塚千尋氏によるマンガです。2016年の春にTVアニメ化されました。
木幡真琴15歳-。
一人前の魔女めざします。魔女-。
自然が多く、資源が豊富な東北地方に住むことが多い彼女達には、
「15歳になったら一人立ちし、社会に出る。」
そんなしきたりがあるのだとか…。木幡真琴、魔女。15歳の春。
高校入学をすることになった彼女は、一人前の魔女になるため、
黒猫のチトと一緒に青森の親戚の家に引っ越してきます。
久しぶりに再会した又いとこの圭や千夏、新しく友だちになった、
なお達と過ごす悠々自適な毎日は楽しいことばかり。
時折起こるちょっと不思議な出来事と魔女の修行もほどほどに、今日も楽しく過ごします。
岩木山神社は、TVアニメ版第2話「魔女への訪問者」の冒頭で、春の運び屋さんが降り立った場所です。