恵隆寺 | 福島県会津坂下町

恵隆寺 Photo by photolibrary

金塔山恵隆寺 立木観音堂

会津ころり三観音のひとつ

恵隆寺は、福島県会津坂下町にある真言宗豊山派の寺院で、立木観音の名で知られている十一面千手観音菩薩を本尊とするパワースポットです。

恵隆寺の立木観音のほか、会津美里町にある弘安寺の中田観音、西会津町にある如法寺の鳥追観音をあわせて「会津ころり三観音」と呼ばれています。

会津ころり三観音とは

三毒とは仏語で、貧(とん)・(しん)・痴(ち)といい、貪る邪心な欲、腹を立てる怒りの心、愚痴を言う不平不満の心。と説いています。
(中略)
三観音を巡拝して御仏の慈悲に縋ると、三毒がなくなり、心に安らぎが宿り、長寿に恵まれ、長病することなく、極楽往生が出来る。という教えです。
引用:「会津ころり三観音」

【重要文化財】観音立像と観音堂

木造千住観音立像(立木観音)

恵隆寺のご本尊で「立木観音」の別称で広く知られている木造千住観音立像は、鎌倉時代に作られたとされ国の重要文化財に指定されています。
像高7.42m、総高8.5mもあり一木造の仏像としては国内最大級の大きさを誇ります。

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観音堂(立木観音堂)

千住観音立像(立木観音)が納められている観音堂は、茅葺の寄棟造の建物で鎌倉時代の1190年から1199年(建久年間)に建立されたと云われています。
江戸時代の1611年(慶長16年)に発生した会津地震により倒壊したものの1617年(元和3年)に再建。その後もたびたび修理が行われています。
ご本尊の立木観音のほか、脇侍の二十八部衆像、風神・雷神像が安置されています。

恵隆寺 パワースポット情報

恵隆寺 基本情報

スポット名
金塔山 恵隆寺(きんとうさん えりゅうじ)
所在地
福島県河沼郡会津坂下町塔寺字松原2944
御本尊
十一面千手観音
宗派
真言宗豊山派
観音堂拝観料
300円 ※団体割引なし
問い合わせ
電話:0242-83-3171
公式サイト
金塔山 恵隆寺「立木観音堂トップページ

恵隆寺 アクセス情報

公共交通機関
JR

・JR只見線「塔寺駅」からタクシーで約5分。
・JR只見線「会津坂下駅」からタクシーで約10分。

自動車
磐越自動車道

磐越自動車道の会津坂下ICで下りて、国道49号線を郡山・会津若松方面へ向かう。
塔寺駅入口の交差点でから県道43号線を山都方面に。心清水八幡宮を過ぎて「立木千手観音」の立て看板が見えたら指示に従い左折で目的地。(会津坂下ICから約10分)

駐車場

・無料駐車場あり(乗用車30台、大型バス8台)