徳川家康公を祀る仙台東照宮
仙台藩の2代藩主伊達忠宗公が建立
仙台東照宮は、仙台市青葉区にあるパワースポットで、徳川家康公(東照大権現)を祀る神社です。
江戸時代初期、1654年(承応3年)に第2代仙台藩主の伊達忠宗公が、東照大権現を伊達家の守護神とするため、三代将軍の徳川家光公に願い出て許しを得たうえで、5年の歳月をかけて創建したものです。
仙台東照宮・境内の見どころ
本殿(国指定重要文化財)
仙台東照宮の本殿は、伊達忠宗公が創建した1654年(承応3年)に建立されたもので、桁行三間・梁間二間の透漆塗の建物で、屋根は、入母屋造の銅瓦葺。
当時の仙台藩の総力を挙げて建立されたもので、一流の工匠達を登用し、諸国から良材を集めて、大変珍しい七宝金具を使用した精巧な●金具や金箔押しの彫刻で装飾するなど堅実にして精巧華麗な建造物です。
唐門・透塀(国指定重要文化財)
本殿を囲む透塀と唐門も、本殿と同じ創建時のもので、国の指定重要文化財になっています。
どちらも銅瓦葺の透漆塗り。
唐門は一間一戸の向唐門形式で、扉には鳳凰・麒麟・唐獅子の彫刻が施されています。
随身門(国指定重要文化財)
随身門も本殿と同じ創建時のもので、三間一戸の楼門形式の八脚門で、屋根は銅葺の入母屋造で、唐様と和様のバランスがとれた重厚な建造物です。
左右に随身像を安置しています。
石鳥居(国指定重要文化財)
仙台東照宮の参道入り口にある花崗岩でできた石鳥居も、1654年(承応3年)に創建された時のものといわれています。
仙台東照宮 パワースポット情報
仙台東照宮 基本情報
仙台東照宮 アクセス情報
公共交通機関
JR仙山線
JR東照宮駅で下車し、徒歩で10分ほど。
JR仙台駅から市営バスに乗り換え
JR仙台駅西口の「仙台駅前」バス停から旭が丘駅行き(17番乗り場)に乗車し、バス停「宮町五丁目・東照宮駅入口」で下車。そこから徒歩で5分ほどで目的地に到着。(所要時間20分ほど)
遠回りになりますが、仙台駅前バス停から「安養寺二丁目」(19番乗り場)行き、または「台原」行き(17,19番乗り場)でも行くことができます。
自動車
境内に無料駐車場があります。