国学者平田篤胤を祀る彌高神社
久保田城址の千秋公園内に鎮座
彌高神社は、秋田県秋田市千秋公園内にあるパワースポットで、江戸時代の国学者で秋田出身の平田篤胤と、その門下生であった佐藤信淵を祀る神社です。
彌高神社のある千秋公園は、かつて当地を治めていた佐竹氏の居城だった久保田城があった場所で、本丸表門や御隅櫓が復元されています。
公園内には、彌高神社のほかにも与次郎稲荷神社や八幡秋田神社も所在しているうえ、県民会館や市立中央図書館明徳館、市立佐竹資料館、平野政吉美術館などの公共施設も整備されています。
ロケーション抜群!神前結婚式で人気
千秋公園は、1896年に東京の芝公園なども手がけた日本人初の公園デザイナーとして名高い造園家の長岡安平が設計したもの。
春には桜やツツジが咲き誇り、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪見景色と四季折々に市民から観光まで一年中楽しめる観光スポットです。
公園内の森に鎮座する彌高神社は、そのロケーションの素晴らしさから神前結婚式を行う人気スポットでもあります。
平田篤胤と佐藤信淵
平田篤胤は、1776年に現在の秋田市中通で、佐竹藩士大和田清兵衛の四男として生まれたとのこと。本居宣長の影響を受け、敬神祟祖の心をとき、68歳の生涯で多くの著書を書き上げ、江戸後期に多くの人々に影響を与えた国学者です。
1881年(明治14年)に秋田市八橋に平田篤胤を祀る平田神社が創建され、1909年(明治42年)に、平田門下の佐藤信淵も合祀され平田神社から彌高神社に改称されました。
その後、1916年(大正5年)に現在の千秋公園に遷されました。
彌高神社 パワースポット情報
スポット名 基本情報
彌高神社 アクセス情報
公共交通機関
JR秋田駅から徒歩15分ほどで目的地。
車
秋田自動車道の秋田中央I.C.を降りて、秋田市街方面へ。市内中心部の混雑具合にもよりますが15分ほどで到着。彌高神社の無料の駐車場は、最大7台まで。